旧軽井沢散策(新渡戸通り〜サナトリウムレーン)
GWも終わり、待ちに待った新緑の季節がやってきました。
この時期の軽井沢を車で走っていると、日に日に若い緑が増えているのを実感し、それだけで幸せな気分になれます。自然が与えてくれるパワーは絶大ですね。
連休は混雑を避け自宅でゆっくりしていましたが、後半、晴天に誘われ久しぶりに旧軽井沢散策を楽しみました。
東雲交差点から新渡戸通りを抜けて、サナトリウムレーンへ。
新渡戸通りは、文字通り新渡戸稲造氏の別荘があった場所です。昭和初期に3階建洋風別荘を建築し、軽井沢を愛していたそう。
新渡戸稲造氏は大正7年に開校した軽井沢夏期大学創始者の一人(もう一人は内務大臣であった後藤新平氏)でもあり、毎夏、若きエリートを軽井沢に集めて特別ゼミを開催していたとか。
この軽井沢夏期大学、戦前戦後に中断された時期があったものの、実は現在も引き続き開催されています。
※令和4年は8月2日(火)〜8月4日(木)の3日間で予定(軽井沢町公式HPの軽井沢西部小学校の年間行事予定表等を参照)されているようですが、新型コロナウィルスの状況次第で昨年同様にオンライン開催または中止の可能性もあるかもしれません。ご興味のある方は軽井沢町公式HPで今後掲載があるかと思いますので、そちらから詳細をご確認ください。
続くサナトリウムレーンは、大正10年、軽井沢避暑団(現在の軽井沢会)の要請で設立された結核専門の長期療養所(軽井沢サナトリウム)があったことに由来しています。
レンガの外壁に白い窓枠が映える瀟洒な洋館だったそう。戦中あるいは戦後の混乱の最中に閉館し、その後ペンションになっていたようですが、現在はすでに取り壊されて駐車場になっています。
サナトリウムレーンは、別名「ささやきの小径」「アカシアの小径」「恋人たちの小径」とも呼ばれているのですが、新緑の美しい今の時期に歩いてみると、ロマンチックな名が付けられた理由がわかる気がします。
雑音のない静かな遊歩道で聞こえるのは、木々のそよぐ音とふたりのささやき声だけ。そこにキラキラとした木漏れ日が降り注ぐ……そんな、愛と希望に満ちたシチュエーションがそこにあります。
GW恒例「大賀ホール 春の音楽祭」
GWの恒例イベントとして毎年楽しみにしている、軽井沢大賀ホール2022春の音楽祭。「西武グループpresents高関健指揮 NHK交響楽団 ヴァイオリン:周防亮介」の演奏を聴きに行ってきました。
昨年は感染対策のため客席を減らしての開催でしたが、今年はすべての客席が埋まって活気がありましたし、NHK交響楽団のフルオーケストラということで非常に華やか。曲もチャイコフスキーで、さほどクラシックに明るくない私にもわかりやすく、美しいメロディに酔わせていただきました。
またヴァイオリニスト・周防亮介さんがとってもオシャレで素敵な方で、演奏はもちろんのこと、存在感ある佇まいにも惹きつけられました。アンコールの曲目も「アルハンブラ宮殿の思い出」で、韓国ドラマにハマっている私としては非常に嬉しかったです(笑)。
来客用のケーキを買うなら…
良い季節になり、これからの時期は軽井沢の別荘や自宅にお客さまが見えることも増えますよね。
軽井沢でお気に入りのスイーツ店は色々とあるのですが、友人が遊びに来てくれる時など、ケーキを用意する際にいつも利用するのは軽井沢駅徒歩1分の好立地にあるスイーツ店『ラ・テイエ』。
甘すぎずさっぱりして良い意味でクセがないので、好みがわからない方にお出ししても喜んでいただけることが多いんです。
中でも旬のフルーツを贅沢に使ったショートケーキが私のイチオシ。いちご、マンゴー、メロン……もう少ししたら出てくる桃のショートケーキも絶品!
私はテイクアウトの利用が多いのですが、イートインスペースもあります。引き取りに伺うとお店で知り合いに出くわすこともしばしば……。
静かで落ち着いた雰囲気が心地よく、一人または二人でのんびり過ごすのにおすすめのカフェです。
※営業日や営業時間の詳細はインスタグラムでご確認ください。
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今回ご紹介したスポット
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- 『ラ・テイエ』
- 場所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東2-10
- TEL:0267-41-2539