いよいよハイシーズン突入!
早くも梅雨明けし、軽井沢でも昼間は30度を超える日がちらほら。
真夏になったらどうなってしまうのかと心配になりますが、それでも夕方になると気温が下がり(通り雨が降る日もしばしば)、冷房なしでも気持ちよく眠れるのだからありがたい環境です。
観光地にも人が溢れ始め、いよいよハイシーズンという感じ。東京から友達が遊びに来てくれたり、別荘滞在の友人からお誘いの声がかかることも増えてきました。
ところで最近は軽井沢でも#ヌン活(アフタヌーンティーをすることをこう言うみたいです^^)がトレンドなのか?アフタヌーンティーを提供されるお店が多くなったように感じます。
直近で、友人と一緒にとっても素敵なアフタヌーンティーを楽しむ機会がありましたので、ぜひこちらでもご紹介させてください。
森の中で、シノワズリスタイルのアフタヌーンティー
追分エリアにできたばかりの新店『森のアフタヌーンティーラウンジ mi-shang』
1,000m林道を少しだけ脇道に逸れた場所にありますが、注視していないと見過ごしてしまいそうなほど、まるで以前からずっとそこに建っていたような佇まいです。聞けば、元々あった古い別荘をリノベーションされたそう。月日を感じさせる苔むしたお庭も趣があります。
こちらは東京・代官山で香港カフェを経営されていた村木美沙さんがオープンされた、シノワズリスタイルのアフタヌーンティー専門店。店内インテリアはシノワズリスタイルで統一されていて、店主のセンスとこだわりが詰まった素敵な空間です。
代官山ではケータリングがメインだったようですが、次は風光明媚な場所でお店を持ちたいという理想を実現するべく軽井沢に移転されたと伺いました。
11時30分〜13時30分 / 15時〜17時 の2部制(1部屋に1組・3〜4名まで)になっていて、私は15時〜の予約だったので、念のためお昼は抜いて伺ったところ……良かった、大正解。アフタヌーンティーと言っても、ランチはもちろん早めのディナー代わりにしても良さそうなほどの内容とボリュームなんです!
これらの写真はほんの一部。本格的な出来立ての点心が続々と登場して嬉しい驚きでした。
春巻きの中には立派なアスパラと昆布が入っていて、ジューシーさと深い旨味のある塩気が初めての美味しさ!そのほか焼き豚やワンタンもスパイスや香味野菜が効いてどれも本当に美味。丁寧に淹れてくださるジャスミン茶のおかげなのか、一緒に行った友人と「いくらでも食べられそうだね」と言い合っていました^^
小腹が満たされたところで……カナッペ、フルーツ、スイーツが載った二段プレートが登場。このタイミングで、今度は少し渋みのあるお茶(私の時は東方美人茶でした)に変えていただけます。甘いスイーツとともにいただくと締まって非常に合っていました。
おしゃべりに夢中になっていると、窓の外にニホンリスが現れて、皆で「可愛い、可愛い」と動画撮影タイムが始まる一幕も。こういった体験も軽井沢ならではですし、心が癒される贅沢な時間だなぁとしみじみ感じます。
そして最後には、綺麗にカットされたいちごが乗った杏仁豆腐と、この杏仁豆腐に合わせてブレンドしてもらったというコーヒーが登場。
「杏仁豆腐専用ブレンド!?」「どんなコーヒー??」と皆で驚いていたんですが、浅煎りで酸味が強く、杏仁豆腐とともに口の中に入れると本当にすっとまろやかになるんです。このマリアージュは言葉ではとても伝えきれないので、ぜひ実際に味わっていただきたい。
『森のアフタヌーンティーラウンジ mi-shang』のアフタヌーンティーは、ホームページからのみの予約。日にちが限定されていますし(基本的に週末営業)席数も少なく争奪戦なので、ご興味のある方はこまめにサイトをチェックしてみてください。
それだけの労力を払いたくなる、軽井沢ならではの特別なアフタヌーンティーでした!
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今回ご紹介したスポット
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- 『森のアフタヌーンティーラウンジ mi-shang』
- 場所:長野県北佐久郡軽井沢町追分1252-25