秋に食べたいもの
毎年のことですが、お盆を過ぎるとあっという間に秋の気配。
愛犬のお散歩をしていると、もうすでに栗が落ちているのを見かけて「ああ、秋だな」なんて感じています。
そしてもう一つ秋を感じるのが、ツルヤの生鮮コーナー。
この時期になるとシャインマスカット、ナガノパープル、巨峰、ナシ、いちじく…etc. 様々なフルーツが並んでとっても華やか。果物好きの私は心が踊ります。
“実りの秋” “食欲の秋”という言葉も、軽井沢で暮らすようになってからより一層、身近に感じるようになったかもしれません。
そんなわけで美味しいものがたくさんの秋は、食べなくちゃいけないものが色々とあって大忙し(笑)
特に女性は大好きな方が多いはず…新栗は外せないですよね。
軽井沢町から車で1時間半ほどの小布施は、「栗と北斎と花のまち」として知られており、9月半ばから10月半ばまでの約1ヶ月間、数々のお店で新栗のメニューが楽しめます。
中でも激レアなのが、小布施堂・本店で9月15日から提供される『栗の点心 朱雀』!蒸した新栗の皮を除き素麺状に裏ごししたものが、栗餡の上にふわりと盛られたお菓子です。
読んでくださっている中には、もう体験済みの方もいらっしゃるかも。
こちら、朝の8:30から(土日祝は8:00から)整理券が配られるほどの人気スイーツで、開店前から長蛇の列だとか。
私は一度、友人と朝10時に小布施に乗り込んだことがありますが、駐車場に車を停めた時点で、係の方に「この時間に来てももうないよ」と言われてしまいました(笑)甘かったです。
そんなわけで朱雀は諦め“モンブラン朱雀”(こちらは通年楽しめるメニュー)をいただきましたが、これがまた絶品で、忘れられない美味しさ…!
見た目は朱雀とよく似ていますがこちらは洋風で、中も栗餡ではなくアイスクリーム。
週末ともなると、朱雀に関しては明け方から並ばないとゲットできないらしいので、そこまではちょっと…という方はモンブラン朱雀を食べに行かれるのが良いかもしれません。(私も行列するのは無理で、モンブラン朱雀で満足しているタイプです(笑))
ちなみに小布施・本店はレストランが併設されており、そちらでいただくお食事もとても美味しかったですよ。
小布施は町並みも情緒があり散策するだけでも楽しいし、週末のお出かけにぴったりでオススメの場所です。
五感で楽しむ秋
そしてそして、“秋の味覚”で忘れてはいけないのがキノコですよね。
キノコといえば軽井沢に越して来たとき、ツルヤに並ぶキノコの種類の多さと、その立派さに衝撃を受けたことを思い出します。
しかもどれもこれも新鮮で安いのだから、本当に恵まれた環境だとしみじみ思います。
こちらの写真は一昨年のものですが、小諸にある『きのこの森 ふわり家』で地物松茸づくしコースをいただいた時のもの。
松茸の香りに包まれ、ゆっくりとしたお座敷で、五感で秋を感じられる時間を過ごさせてもらいました。
あまりに美味しく、お店のアットホームな雰囲気も好きで昨年も伺おうとしたのですが、昨秋は地物の松茸がほとんど獲れなかったそうでコース自体をやっておらず断念。
今年はあるといいなぁ…。松茸づくしコースは(収穫できた場合は)9月下旬からスタートだそうですよ。
始まったら、私も絶対伺うつもりです。
晩夏の思い出
ひたすら原稿に追われて夏を過ごした私ですが、先日、京都に出かけてまいりました。
現在は閉館中の瑠璃光院ですが、入り口の立派な紅葉があまりに綺麗でしたので写真だけ。
一年に一度くらいは浴衣を着る機会を作りたいと思い、ここ数年、毎年夏の京都に出かけています。
今年は猛暑でどうなることかと思いましたが、この日はちょうどよく曇っていて快適に過ごすことができホッ…。
夏の終わりはやはり一抹の寂しさを感じますが、食欲の秋を始め、読書の秋、スポーツの秋も!?楽しんで過ごしたいと思います。
今回ご紹介したお店
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- 小布施堂本店
- 長野県小布施町808
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- きのこの森 ふわり家
- 長野県小諸市菱平533-1