秋の匂いがした朝
今朝、表に出た瞬間。
急に冷たくなった風を吸い込んだら、胸いっぱいに秋が広がりました。
不思議ですよね。秋の風はその匂いも味も、どこかセンチメンタル。ふといろんなことを思い出し、しばし感傷に浸ってしまった朝でした。
東京はまだ残暑という感じなのかもしれませんが、軽井沢ではもう夏服はおしまい。
サンダルをしまってパンプスやブーツを出してきたり、ノースリーブを片付けてニットやファーを久しぶりに触ったら、この服にこのバッグを合わせて…なんて、ワクワクしてしまいました。
一足先に秋冬の装いが楽しめるのは軽井沢の特権かもしれません。そのかわり、春はなかなかコートが脱げなくてじれったいのですが(笑)
さて、ここで一つお知らせがあります。
9月22日・23日に、大阪梅田のグランフロントにあります『メルセデス ミー』という展示場とカフェが融合した施設で、千ヶ滝別荘地100周年を記念したイベントに登壇させていただくことになりました。
関西圏の皆様に、軽井沢の魅力をお伝えするとともに、移住者ならではの目線でリアルな暮らしぶりをお話しできたらと考えております。
イベントの詳細は千ヶ滝別荘地ホームページでも告知があると思いますし、私の個人SNSでも発信する予定です。
お近くの方で、ご都合のつく方はぜひ遊びにいらしてください。
話題のアーティスト・小松美羽さんの展覧会へ
先日、知人にご招待をいただき、今月末まで軽井沢ニューアートミュージアムにて開催されている「小松美羽展〜祈り」を観に行かせていただきました。
初日はご本人によるライブペイントもあって、ものすごい数の人で賑わっており(海外から来られている方も!)、熱狂的な人気ぶりを目の当たりにしました。
今回は、日本未発表作品と新作を集結させた大回顧展ということで、およそ100点の作品が展示されているそう。
こちらの写真はほんの一部ですが、圧倒的な力強さが伝わりますでしょうか。
小松美羽さんの作品を拝見して感じたのは、その独特の死生観。
彼女は長野県の出身でいらっしゃいますが、やはり自然豊かな環境で、野生動物や草木などを含め「生死」を身近に感じる環境で育ったことが多分に影響しているのではないかと思ったりしました。
私自身も軽井沢で暮らすようになってから、以前より生死を身近に感じるようになりましたし、その繋がりや刹那の煌めきに想いを馳せるようになったので。
アートに触れると様々な感情が呼び起こされて面白いです。
芸術の秋。軽井沢にいらっしゃる方はぜひ、話題のアーティスト・小松美羽さんの作品を生で感じてみてはいかがでしょうか。
絶品・桃のスープ
軽井沢通の方はきっとご存知であろう、『エルミタージュ・ドゥ・タムラ』夏のスペシャリテ、桃のスープ。
ずっと食べてみたいと思いつつ混雑を避けて夏に伺わずにいたら、気づけば3年経ってしまいました。
Facebookでそろそろ今季の提供はおしまいになるという投稿を見かけ、今年こそ!と駆け込みで伺ってきました。
凍った桃の器に入った桃のスープは、私の拙い語彙では表現しきれないバランスのとれた味で感動の一言でした。
これは毎年食べにいらっしゃる方がいるというのも納得。私も毎年伺いたいと思ってしまいました。
スープだけじゃなく、少し時間をおいて、器の桃も全部食べられるんです。
食べ終わった後の写真…お目汚しを失礼して載せさせていただきますが、こんなに綺麗につるん、と剥けちゃう。
この桃が載っている器も、桃のスープを美しく、安定してサーブするために特注されたものだそうです。
『エルミタージュ・ドゥ・タムラ』では千ヶ滝別荘地オーナーズカードの提示で特典がつくサービスもありますので、オーナーの皆様は、別荘にお越しの際にぜひご利用いただければと思います。
さて、次の更新はあっという間に10月。
秋深まる軽井沢をお届けしたいと思いますので、ぜひ続けて読んで頂けますと嬉しいです。
今回ご紹介したお店
-
- エルミタージュ・ドゥ・タムラ
- 長野県北佐久郡軽井沢町長倉820-98
- TEL:0267-44-1611