日本海の幸を求めて
ふらりと、北陸へ行ってきました。
これまであまり縁のなかった北陸地方ですが、軽井沢に移住してからはちょくちょく訪れています。
日本海の幸って、どうしてあんなに美味しいのでしょう?今回は、加能ガニと香箱ガニをいただきに和倉温泉まで。実は昨年も同じ時期に訪れており、七尾湾を望む素晴らしい眺望と、「蟹の温泉蒸し」があまりに美味しくて忘れられず再び…。
金沢の近江町市場でお決まりの海鮮丼を食べ、レンタカーで海沿いを走ろう!と楽しみにしていたのですが、ちょうど大雪が降った翌日で車窓を楽しむ余裕などなく…終始ヒヤヒヤしながらなんとか旅館までたどり着いたのも、まあ良い思い出ということで。翌日は運よく晴天に恵まれ、能登島大橋を渡って輪島まで。初めて輪島塗の工房を訪れ、製造行程や伝統柄など色々教えていただきました。いつか輪島塗のお重とお椀を誂え、お正月を迎えたい…頑張って働きます(笑)
真冬でも家の中は20度!?
軽井沢の冬は、もちろん寒い。今年の冬は特に、寒いです。最近は昼間でも氷点下という日も多く、手袋をしないと指先が痛くなるくらい。この冬は雪が少なく、クリスマスにもお正月にも雪がなくて少し淋しかったのですが、ようやく軽井沢らしい雪景色が楽しめるようになりました。雪が降った後の軽井沢は、まるでおとぎ話の世界です。軽井沢で暮らす方は、きっと皆さん心の中では、ビクビク&ワクワクしながら雪が降るのを待っているのではないでしょうか
実は移住する前、冬の軽井沢で本当に暮らせるのだろうか…と戦々恐々としていた私。しかし実際は、確かに外は凍える寒さではあるものの、家の中はむしろ東京の家より暖かいくらいで驚きました。
我が家の暖房は、薪ストーブ+床暖房のみ。薪ストーブが家全体を温めてくれること、また家が雪国仕様となっている(二重窓だったり、家自体が魔法瓶のような構造で一度建物が温まるとなかなか冷めないそう)ため、真冬でも常時20度近くを保っています。
そしてこの薪ストーブが、家を温めるという役割以外にも、冬の軽井沢ライフに数多くの楽しみを提供してくれているなぁと感じます。
引越しをして、初めて薪ストーブに火をつけた時、体の芯からじわじわと温まっていく感覚に(これが遠赤外線の効果なのでしょうか)感動したのを覚えています。…そして主人が、おもちゃを手にいれた子どものようにはしゃいでいたことも(笑)
薪の用意など大変さももちろんあるし(我が家は購入してますがご自身で割る方も多いです)、火をつけるまでに時間がかかるなど難点もありますが、じんわりと身体がほぐれるような暖かさ、ゆらゆら揺れる火の癒し効果は、他で得られない温もりだなぁと感じます。
実は今年、私より6歳年下の若いお友達が、神奈川から軽井沢に移住してきました…!彼女はもともとお料理が大好きで上手なのですが、先日我が家に遊びに来た際、薪ストーブで焼きりんごと焼き芋を作ってくれたんです。それがとーっても簡単で(アルミホイルに包んで放置)、めちゃくちゃ美味しくて感動しました。しかも熱々でなかなか冷めないんです。焼き芋は発地市庭で買ってきた安納芋を使いましたが、スイートポテトみたいに甘く柔らかく、完全にハマってしまいました。旧軽のあさまストーブで付属品を購入すれば簡単にドライフルーツが作れたりもするそう。店舗のショールームが拡張されたそうなので、近々覗き行ってみようと思います。まだまだ遠い春を心待ちにしつつ…引き続き冬の軽井沢を満喫します!