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移住者インタビューVol.2 〜自然の中で、自分らしく暮らす贅沢〜

  • 2019年4月15日
  • Karuizawa Life

移住者インタビューVol.2:インテリア茶箱・カルトナージュ講師 古川真由美さん

あっという間に4月も半ば。

3月がとても暖かかったので、今年は春の訪れが早いのかしら…なんて思っていたらあっさり裏切られましたね(笑)

4月に入ってからも朝晩に雪がちらついたり、氷点下の日がまだまだあってコートもタイツも脱げません。

東京のお友達のSNSで桜が満開になっているのを眺めながら、春はまだかまだかと待ちわびている今日この頃です。

さて、先月公開しました移住者インタビューVol.1がおかげさまで好評だったとのことで、今回は第2回目のインタビュー記事を掲載させていただきます。

今回は追分でインテリア茶箱・カルトナージュ教室『軽井沢テデ(TeDe)』を主宰されている、古川真由美さんの登場です。

インテリア茶箱・カルトナージュ講師 古川真由美さん
移住した年:1999年

−古川さんは移住されて、もう20年になるんですね…!軽井沢に住もうと思ったきっかけはどのようなものだったのでしょうか。

最初は東京でマンションの購入を考えていました。

それがちょうどその頃、たまたま遊びに来ていた軽井沢でサイクリングをしたんです。

心地よい風を感じながら別荘地を走り、夫と「こんな気持ちの良い緑の中に住めたら幸せだね」と話して…気がついたら土地探しが始まり、家を建てることに。トントン拍子で進んでいきました。

−まるで導かれたかのようですね。

実は私も同じようなきっかけで移住を決めたんです。たまたま軽井沢に遊びにきて、「こんな場所で暮らせたら幸せだね」と夫と話して。同じように、気がついたら土地探しが始まっていました。

古川さんはもう20年軽井沢で生活されていますが、実際に住んでみていかがですか?

軽井沢の町全体の清潔さ、街並みの美しさ。そしてそれを保っていこうと努力する意識がとても好きです。

このような町は日本中どこを探しても他にないと感じます。

20年が経った今も変わらず、四季折々の表情を見せる自然の美しさや空気の綺麗さにいつも感動しますね。そして何より、野菜が美味しい!

−わかります。私も軽井沢に移住して、野菜ってこんなに美味しかったのかと感動しました。以前は生野菜が苦手だった夫も、「軽井沢の野菜は美味しい」と言ってサラダを好んで食べるほどです。

新鮮で野菜の味が濃いから、食材そのものの味を楽しめますよね。

山々に囲まれ、軽井沢では自然が本当に身近。朝「天気が良いから山に行こう!」と思い立ってすぐに出発できるくらい。

近くに温泉も数多くありますし、日常的に自然の恩恵を享受して暮らせるのはとても贅沢なことです。軽井沢に移住して良かったと心から思います。

古川さんのカルトナージュ教室「軽井沢テデ(TeDe)」

−軽井沢で、特にお気に入りの場所はありますか?

私は追分でカルトナージュ教室をしていますが、このあたりはまだ自然がたくさん残っていて癒されます。

愛犬のお散歩でもよく歩きますが、レタス畑や隠れ家カフェ、教会やカモが集まる用水路などを眺めているだけで、心がゆったり穏やかになりますね。

お気に入りの場所といえば、あとは自宅でしょうか。土地の形状を生かし、道路から見ると道より低い位置に建っていて、それが埋もれた感じで落ち着くんです。

初めから立っている木をなるべく残すようにして、大好きな自然を家の中からも楽しめるようにしました。

−追分エリアの雰囲気、落ち着いていて私も大好きです。御影用水のあたりは、ワンちゃんのお散歩コースとしても人気ですよね。

最後に、古川さんが思う“軽井沢の良さ”をお伺いできますか?

町の美しさや自然の豊かさはもちろん、目標を持って自分らしく、自由に生き生きとされている方が多くて勉強になります。

それから、人と人との繋がり。私自身も、軽井沢で数多くの縁を得ることができ、素晴らしい出会いがたくさんありました。

カルトナージュ教室『軽井沢テデ(TeDe)』も、単にモノづくりの場にとどまらず、通ってくださる皆様の交流の場になればと願っています。

−教室名の『テデ』というのが印象的で覚えやすいですね。由来などがあれば教えてください。

『テデ』には「手で作る」という意味を込めています。

幼い頃、母が作ってくれた洋服やバッグ。年月が経っても、色や柄、初めて手にした時の高揚感なんかを鮮明に覚えているものです。

「手づくり」は、人の心を温かく、懐かしい気持ちにしてくれますね。

教室に通ってくださる皆様と共に手作りを楽しみ、心豊かな時間を過ごせることを、とても幸せに感じています。

2019年4月15日
Karuizawa Life

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