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移住者インタビューVol.3 ~欲しいものはすべてここにある。軽井沢で手に入れた夢の暮らし~

  • 2019年5月20日
  • Karuizawa Life

移住者インタビューVol.3:妖精の絵描き さかおゆみさん

茶色一辺倒だった世界が日に日に鮮やかになっていきますね。

気温が上がるのを待っていたように木々が一斉に新芽を出し、真新しい緑が穏やかな風に揺れています。

春夏秋冬、軽井沢で暮らしていると四季それぞれの良さを感じますが、やはり新緑の季節は格別。

町中が瑞々しいエネルギーに満ちていて、深呼吸をするたび心身ともにパワーをもらえる気がします。

さて、今回は第3回目となります移住者インタビューを掲載させていただきます。

2017年に軽井沢に移住し、“妖精の絵描き”として活動をスタートされたさかおゆみさんにお話を伺いました。

“妖精の絵描き” さかおゆみさん

移住した年:2017年

ブログ:https://ameblo.jp/fairy-market/

インスタグラム:https://www.instagram.com/fairy.yumipan/

−さかおさんは2年前に軽井沢移住されましたが、きっかけを教えていただけますか。

夫の仕事の関係で、ずっと転勤族でした。

結婚してから鹿児島→小諸市→ベルギー→愛知→イギリス→横浜と転々としており、一箇所に落ち着いて暮らすことはできないのだと諦めていたんです。

しかし5年前、夫が転職することになり、ようやく定住が叶うことに。

横浜で家探しを始めたのですが、家族全員が「ココだ!」と思えるような物件に出会えないまま1年が過ぎていきました。

そんな時に夫が「どんな家に住みたいか、皆で紙に描いてみよう」と言い出して。子供も一緒に、それぞれに理想を書き出してみたんです。

そうしたら家族全員が一番上に「広いお庭のある家」と書いていました。

これまで何度も引越しをして様々な家に住んできましたが、広い庭付きの家に住んだ時の思い出が家族全員の記憶の中で輝いていたんですね。

物件探しにおける、家族にとっての絶対条件が決まった瞬間でした。

とはいえ最初から軽井沢が候補に挙がったわけではありません。夫の職場は東京なので、最初は東京または横浜で探すつもりでした。

そんな中「軽井沢は?」と最初に言ったのは私の母。

過去に小諸で暮らしていたこともあり、当時から軽井沢は大好きな町でした。

これまでなかなか決まらず困難を極めていた物件探しでしたが、不思議なものでそこからはトントン拍子。

某不動産会社が主催した“軽井沢移住ツアー”に参加したところ、あっという間に家族全員が「ココ!」と思える土地に出会えたのです。

−不動産は縁とタイミングと言いますが、まさにですね。実際に移住されてみていかがですか?

何より子どもがとても喜んでいます。木や草花、キノコや虫の名前を調べたりとても楽しそう。

また私自身も庭を横切るキジを見かけたり、キツツキが木を叩く音、かっこうの鳴き声なんかを耳にするたび心を動かされています。

雪が積もった日の静寂や、芽吹きの季節の風の匂い、家より大きな木が風に揺れている様や、どんぐりが木から落ちる音。

これまで知らなかった世界を知ることができ、内側から創作意欲とインスピレーションが湧いてくるのを感じています。

自然が身近にある生活がいかに心を潤すか。身をもって感じる毎日です。

−自然の中に身を置くと、創作意欲が湧いてくる…とても共感します。さかおさんは“妖精の絵描き”をされていますが、活動を始めたきっかけを教えていただけますか?

私はいつも、溢れる想像の世界を流れるままに楽しんでいます。

“妖精の絵描き”としての活動を始めようと思った最初のきっかけは、私が普段から頭の中で描いている妖精たちのことを知ってもらいたいと思ったのがはじまり。

妖精の世界のお店で売られている魔法の道具や、妖精たちが時々私にくれるお菓子やお茶を絵にしてみたい…と。

さかおさんの描く妖精の世界

チャーチストリート軽井沢『VERANDA』にて開催された“妖精新聞と魔法の道具作品展”の様子

妖精たちに関するインスピレーションは、自然と触れ合う中で生まれてきます。

軽井沢暮らしをスタートさせたことで、以前よりアイデアが湧き出てくる実感があるんです。

これからより多くの、そしてより自由な表現ができるのではとワクワクしています。

−ご自宅はとてもこだわって建てたとお伺いしました。特にお気に入りのポイントはありますか?

自然を感じながら仕事のできるアトリエを持つことが私の夢でした。

アトリエには四季を感じられる窓があり、そこから移ろいゆく自然美を眺める時間が本当に幸せです。

他にも、ずっと憧れていた薪ストーブ、海外暮らしをしていた頃に素敵だなと思っていた造作出窓(出窓にソファが併設されているもの)も手に入れることができ、お気に入りの場所になっています。

−最後に、さかおさんの思う軽井沢の良さを教えてください。

ここは田舎であって田舎でない、というところでしょうか。

こんなにも自然豊かな環境なのに、まるで不便を感じません。欲しいもの・必要なものはすべて揃っています。

東京に出るにも、新幹線でたったの1時間。夫は毎日新幹線通勤をしてくれていますが、必ず座って行けるので、横浜に住んでいた頃より通勤が楽だと話しているくらいです。

軽井沢での暮らしは、家族の、そして私の夢そのもの。幸せな環境に日々感謝しています。

2019年5月20日
Karuizawa Life

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