梅雨入り宣言とともに、しとしと雨の日が続いています。

少し前まで真夏かと思うほど暑かったりもしましたが、梅雨冷えで朝晩は肌寒い。再び薪や床暖房で暖をとられた方も多いのではないでしょうか。

清々しい晴天が待ち遠しいですが、自然の中で暮らしていると、雨の日には雨の日の美しさに目を向けてみようという気持ちになります。

星野エリア・ハルニレテラスでは毎年恒例の「軽井沢アンブレラスカイ」が始まりましたね。

色とりどりの傘が踊るウッドデッキは、雨で濡れた時にだけ森の動物たちが現れる仕掛けがあるそう。

今年は写真のような紫陽花のオブジェも飾られていて一層華やか。一緒に写真撮影しているワンちゃんたちが皆あまりに可愛いので、つい立ち止まって見入ってしまいます。

雨の日が続くと愛犬のお散歩も億劫になりますが、自宅の庭をのんびり歩いてみると、バラの蕾がぷっくりと立派に育っていました。開花ももう間もなく…といった様子。

そしてふと隣を見るとアナベルも随分大きくなっていて、今年も大輪の花を咲かせる準備をしてくれていました。

これから一雨ごとに緑が濃くなっていく様を眺めるのも、この時期の楽しみの一つですね。

低気圧が続くこの季節はなんだかすっきりせず、体調不良に陥りやすいのが悩み…。

定期的に通わせていただいている軽井沢プリンスホテルイースト『SPA THE FOREST』にて、6月1日から開始した新メニューを体験させていただきました。

ボディ＆ヘッドスパがセットになった90分のコースは、シンギングボウルサウンドの施術からスタート。

シンギングボウルというのは、チベットのラマ僧が儀式のために使っていた仏具だそうです。

金属製のボウルを木製のスティックでなぞるように鳴らすと、荘厳でなんとも落ち着く音が出るのですが、その独特の音色を聴いていると奥深くから身体が解けていくような、凝り固まった頭が緩んでいくような、深いリラクゼーションを感じることができます。

音による共鳴や癒しの効果は、シンギングボウルの音色に含まれる“倍音”が関係しているのだとか。

完全文系の私には詳しいことはわかりませんが（笑）ベッドにうつ伏せになりその音色に身を任せていると、どんどん深いリラックスへと誘われていく感覚がありました。

続くボディのマッサージは、白樺の木を使って行われます。手では届かない深部にまでアプローチするので少し痛みがありますが、凝り固まった筋肉が少しずつほぐれていくのが心地良い。

リンパを活性化させ、新陳代謝を促す白樺やラベンダーのオイルの効果なのでしょうか。体がぽかぽかとして、マッサージを終えると服を脱ぎ捨てたような開放感と爽快さを感じることができました。

そして最高に気持ちよかったのが、生薬ヘッドスパ。

26種類の植物エキスをブレンドした生薬クリームを使ったヘッドマッサージなのですが、重く凝り固まった頭が驚くほど軽くなって感動しました。

頭がすっきり冴え渡り、この後の仕事がものすごく捗ってありがたかったです。ベタつかずすっきりとしているのも快適。これはまたぜひお願いしたいメニューです。

9月30日までのプログラムだそうですので、気になる方はぜひ足を運ばれてみてください。

先日、7月1日発売・家庭画報8月号の撮影に参加させていただきました。

こちらの写真は、撮影時の一コマ。

軽井沢でフラワーコーディネートスクール『軽井沢オークハウス』を主宰されている横山典子先生が、ナチュラルでありながらエレガント、軽井沢らしいアレンジで華を添えていらっしゃいました。

家庭画報の軽井沢特集は毎年とても人気ですよね。

私自身はちょい役（笑）ですが、今回もとても読み応えのある特集になるようです。ぜひお手にとってご覧いただけたらと思います。