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軽井沢移住のリアル-後編-

  • 2018年3月19日
  • Karuizawa Life

軽井沢は“東京24区”?

この3月で、軽井沢に移住してちょうど3年になります。

もうすっかり軽井沢ライフに慣れてしまって、都会での暮らしを忘れかけているほど(笑)。前回は、「軽井沢移住して変わったこと」というテーマで書かせていただきました。

今回は、軽井沢移住後も変わらないなぁ、と思うことを書いてみようと思います。

軽井沢は時に“東京24区”などと言われたりします。

それはさすがに言い過ぎかな(笑)と思うものの、納得できる部分も確かにある。実際、変わったところもある一方で、東京と何ら変わらない感覚で生活している実感もあります。

軽井沢移住のリアル-後編-、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

軽井沢移住後も、変わらないこと

『レストラン トエダ』のアミューズ

東京と変わらないこと…まず思い浮かぶのは、軽井沢の外食サービスレベルの高さです。

私は奈良県出身で、もともと田舎に住んでいたからこそわかるのですが、田舎にいけばいくほど競合が減るし、上質なサービスを知らない人(必要としない人)も増えるので、どうしてもクオリティが低くなってしまうもの。

長く東京で暮らしていると良くも悪くも高水準のサービスを受けることに慣れてしまうため、つい多くを求めてがっかりしてしまいがちなんですよね…。

だけど軽井沢においては、その心配は皆無です。

さすがは日本有数の避暑地、軽井沢。夏のハイシーズンには、走る車の半分以上が他県ナンバー(品川ナンバーの多さ!)の街ですから、高級レストランはもちろん、カジュアルなカフェに至るまでかなりクオリティが高い。

美味しいお店があちこちにあるので、外食多めの我が家は大変助かっています。

ただし、年中無休のお店の方が少ないこと、冬季休業があったり営業時間も短いことはお伝えしておかなければ。また、少数経営のお店も多く、スピードを求めてはいけません。

この町では是非、ゆっくりと流れる軽井沢時間を楽しみましょう。

会員制お料理サロン 『T’s Lab Karuizawa』

変わらないな、と感じること。もう1つは、人づきあいの距離感です。

軽井沢に移住する時、もしかすると田舎特有のご近所づきあいなどがあったりするのかな…と実は少し不安でした。

ずっとマンション住まいでしたし、隣の部屋に住む人とすら挨拶以外の言葉を交わしたことなどない。都会らしい、希薄な関係性の中で生活していたので…。

しかしながら、その心配は杞憂に終わりました。

とはいえ軽井沢は小さい町で住人の行動範囲が同じですから、顔と顔の見えるお付き合いであることは確かです。おそらく誰かしらを通じて、ほとんどの人と繋がっているでしょう。

これはその人のキャラクターや感じ方による部分も大きく一概には言えませんが、少なくとも私にとっては、「温かい関係性だな」と思えるレベル。とても心地よいお付き合いができています。

移住者が多く、海外生活の長い方もたくさんいらっしゃるので、人との距離の取り方が皆さんお上手で助けられています。

もしかすると私の知らないところでは、色々と複雑な人間関係があるのかもしれませんが…それは結局、どこに住んでも同じことですよね(笑)

軽井沢プリンスホテル 『森のホットスプリング&スパ』

最後に…これは女性に限られた話になりますが、気になるポイントだと思うので書いておきたいと思います。

ヘアサロンやネイルサロン、エステサロンなど美容メンテナンスはどうしてるの?というお話。これはやはり女性から、よく受ける質問でもあります。

私個人のお話をすると、ヘアサロンは仕事で東京に行く際に懇意にしている表参道のサロンに行っています。ちなみに夏は『万平ホテル』内に『遠藤波津子美容室 軽井沢夏季店』がオープンするのでそちらに伺うこともあります。

ネイルサロンは軽井沢にいくつかあり、センスの合う所を見つけました。東京で行くよりリーズナブルで助かっています。

また、エステサロンは軽井沢プリンスホテルに『SPA THE FOREST』があり、ラグジュアリーで行き届いたトリートメントが受けられるので、たまの贅沢に伺っています。

軽井沢移住のリアル、いかがでしたでしょうか。

田舎と都会の両方を満喫できるハイブリッドな街だと思われませんか?

このコラムを書きながら、今後、読者の皆様からの移住に関する質問などにもお答えできる機会があればいいなぁと感じました。実現できますように。

2018年3月19日
Karuizawa Life

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