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浅間山の初冠雪

浅間山の初冠雪

  • 2020年11月2日
  • Karuizawa Life

浅間山に3回冠雪すると……

浅間山の初冠雪

去る10月18日。浅間山、初冠雪。

粉砂糖をふるったように美しい初冠雪だったので、これは写真に残しておきたいということでお気に入りスポットまで。すると同じ考えの人が何人もカメラを構えていました。

移住してから知ったことですが、軽井沢では「浅間山が3回冠雪すると麓にも雪が降る」と言われているそう。

実は初冠雪から1週間後、24日にも2度目の冠雪を確認したので、今年は雪が降るのが早いかもしれません。気温もグッと下がり、つい先日はこの冬初めて氷点下を記録したとか。

例年は11月の連休にスノータイヤに履き替えていますが、この冬は前倒ししたほうが安心かも……。

紅葉が見頃です!

軽井沢の紅葉

10月最後の週末は、久しぶりにお天気も良く紅葉狩り日和でした。

北軽井沢の紅葉が綺麗だという情報を目にしたため『軽井沢倶楽部ホテル軽井沢1130』までドライブ。

こちらのホテルの屋上が“パノラマテラス”となっていて、ドアを開けた瞬間、目の前に迫ってくるような近さで浅間山が!標高1,130mから臨む360度のパノラマビューが圧巻で、誰もが思わず「おおー!」と声を上げる景色が広がっています。

きっと極寒ではあると思いますが、“パノラマテラス”から見る雪景色や冬の星空も最高だろうなぁ……。

出版お祝いのガーデンパーティー

私ごとですが、10月15日に講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」を出版しました。

その直後、普段から大変お世話になっている軽井沢ナンタケットバスケット教室『C-Studioワン』の和久井さんが、ご自宅のガーデンでお祝いパーティーを開いてくださったんです。

軽井沢の景色

広いお庭に軽井沢で交流のある皆さまが続々集まって……会の冒頭、前に立ってご挨拶をさせていただいたのですが、錚々たるメンバーを前に感極まってしまいました。

軽井沢に移住して5年半。最初は知り合いなど一人もいませんでした。それがたくさんの方にお祝いに集まっていただけるなんて本当に感激です。

東京を舞台にした小説を書いているからでしょうか。「東京が恋しくならない?」とか「東京が似合う」なんて言っていただくこともあるのですが、私自身の捉え方はまったく違っています。

軽井沢で暮らしていても、東京は別に「恋しくなる」ような場所にありません。物理的にも新幹線でたったの1時間ちょっとですし、精神的な距離で言えばないに等しいです。

SNSで常にやりとりがあるから東京の友人とも疎遠になることはないし、コミュニティや人との出会いはむしろ広がって、移住しなければ絶対に出会えなかっただろう人たちとの繋がりができました。

都会の暮らしだと、自分と似たようなバックグラウンドや生活環境を持つ人同士は繋がりますが、そうでない人と関わりを持つ機会ってほとんどありませんよね。そうするとどうしても価値観が単一になりがちです。

一方、軽井沢コミュニティでは「軽井沢が好き」という一点で年齢も性別も関係なくすぐに打ち解けられ、それ以外の背景は大きな意味を持ちません。

そういう垣根のない関わり方が私にはとても心地よく、ありがたく、そして価値観の多様化が進む今の時代にもフィットしていると感じます。

私は軽井沢で様々な年代の方と触れ合える機会を得て、大袈裟に聞こえてしまうかもしれませんが、歳を重ねていくことに対して希望が持てるようになりました。

「自分らしさ」を追求して暮らしている年上の方たちは皆輝いていますし、私もこんな風になりたいと思わせてくれる先輩方がたくさんいるからです。

さて、軽井沢はいよいよ冬支度。薪ストーブに火を入れる回数も増えてきました。

今年は本当にあっという間で、もう残すところ2ヶ月。引き続き体調管理には十分気をつけて、一日一日を大事に過ごしたいですね。

2020年11月2日
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