新年のご挨拶
皆さま、あけましておめでとうございます。
今年もまた1年こちらでコラム連載を続けさせていただけることになりました。
2015年3月に軽井沢へ移り住んでから、まもなく丸6年が経とうとしています。自分でも驚くほどあっという間の出来事で、正直なところ、最初は新鮮だったこともすっかり日常と化しています。
しかしなるべく意識的に日々の小さな変化に目を向け、感動や気づきをこちらで発信していきたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします。
カシミアニットが手放せない
新年となり、冬の寒さが厳しさを増しています。
移住して丸6年が経ち寒さにもずいぶん強くなったのですが、同時に暖かいニットの重要性を痛感しています。
旧軽井沢テニスコート通りのセレクトショップ『Labitz Karuizawa』 で、今季もカシミアニットをカスタムオーダーしました。
昨年は写真左の白いざっくりニットをお願いし、これがもう着心地最高&本当に暖かくて重宝だったので、今回は写真右、ミルクティー色のカーディガンをお願いしました。
私が伝えたのは簡単なイメージだけだったのに、こんなにも素敵に仕上がってびっくりしました。オーナーのセンスが素晴らしいです。そして何より軽くて暖かい!
軽井沢で暮らしていると基本的にどこに行くにも車なので、真冬でも意外に厚手のコートやダウンを着る機会が少ないんです。こういうサラッと羽織れて暖かい上着が本当に使いやすい。
ちなみにお店にはもちろん既製品も置いてあり、写真真ん中のモヘアニットはイタリアからの輸入もの。デザインが可愛くて一目惚れしたのですが、こちらも軽くて暖かくて思わず手に取ってしまうニットです。
今年は1月中も営業されるそうなので、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。
「風の時代」のはじまり
新年初回のコラムということで、少しばかり占星術の話題を。
昨年末から話題になっていたので、すでにご存知の方もいらっしゃるかも。最近「風の時代」というワードを耳にしませんでしたでしょうか。
2020年12月22日、20年ぶりに木星と土星が同じ場所を巡る「グレート・コンジャクション」という現象が起こりました。
さらに今回のグレート・コンジャクションは「風」のエレメントを持つ水瓶座で起きたことが重要で、これは過去200年続いてきた地の時代から風の時代に移行する、という示唆だそう。
「地の時代」には金銭や物質など形のある資産を多く持っていることが重視され、権力や歴史に重きが置かれていました。
しかしこれから始まる「風の時代」は知性やコミュニケーション、情報、ネットワークというものの価値が高まります。所有からシェアへ、所属・帰属ではなくフリーに。実際、すでに時代がその方向に動いていますよね。
軽井沢でシェアオフィスやワーケーションサイトが続々誕生していることも、フリーランスで働く若い世代の軽井沢移住が増えていることも「風の時代」の流れなのかも……なんて考えていました。
移住してきた6年前は、冬になると町中はもちろんカフェもレストランもどこも貸切状態だったしツルヤの駐車場もガラガラで停め放題(笑)という感じでしたが、最近はオフシーズンでも人が多くてびっくりします。
新しい時代の幕開けとともに、軽井沢はますます賑やかになっていくのではないでしょうか。
私自身は決して占星術に詳しいわけではないのですが、大きな変化の潮目にいることは肌感覚でわかります。
変化のタイミングは不安にもなることも多いですが、流れには逆らわず思い切って身を任せたほうが、きっとうまく行く。
新しい1年、ぜひポジティブに過ごしていきましょう。
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今回ご紹介したスポット
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- Labitz Karuizawa
- 場所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢739-1
- TEL:0267-42-3308