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軽井沢って、冬も不便なく暮らせる?

軽井沢って、冬も不便なく暮らせる?

  • 2022年1月17日
  • Karuizawa Life

銀世界で始まった2022年

銀世界で始まった2022年

毎日寒いですね……。

ただ私は軽井沢の雪景色が大好きなので(きっと、皆さんも?)大晦日〜元日にかけても雪が降り、銀世界の中で新年を迎えられたのは嬉しいことでした。

以前にも書いた気がしますが、雪が積もった朝、シンと静まりかえった中にキツツキの木を突く音が聞こえてくるとほっこり幸せな気持ちになるんです。童話の中に入り込んだみたいで、心が洗われます。

例年、今の時期(1月〜3月)の軽井沢は完全にオフシーズン。私が移住してきた7年前などは、どこに行っても貸し切り状態だったように思うのですが、今年はレストランにもツルヤにも観光地にも、想像以上に人がいますね!実際に移住者が増えているんだな、と実感させられます。

軽井沢移住を現実的に考えるにあたり、おそらく多くの人が最も気にするのは「冬も不便なく暮らせるの?」という点だと思います。

そこで今回のコラムでは、定住者の目線から、軽井沢の冬のリアルをお伝えしていきたいと思います。

車は4WDが必須?

車は4WDが必須?

軽井沢生活には欠かせない車。ローカル線・しなの鉄道もありますし、町内にはバスも走っているものの、やはり自家用車があった方が快適に生活できるのは間違いないです。

町を走る車を見渡してみると、夏のハイシーズンはやはりオープンカーや高級車が目立ちますが、冬になると急にジムニーが増えます(笑)。

ただ私はというと移住して7年、夏はノーマルタイヤ、冬はスタッドレスに履き替えて2WDのセダンで乗り切っています。

公道は凍結防止の塩カルが撒かれて綺麗に除雪されていますし、山道や裏道を走らないよう注意すれば2WDでも生活できないことはないです。

ただ、雪道を走るとどうしたって車は汚れるし、塩カルのダメージも食らうので、冬の軽井沢でジムニーが大人気なのは頷けますね。

また雪が積もっていなくても早朝や夜道の凍結した道路は本当に危険なので運転にはかなり気を使います。

これは4WDでも同じことですが、とにかくスピードを出さない・急ブレーキをかけない・カーブはゆっくり曲がる、この3つを守って慎重に運転しないといけないので、時間に余裕を持って出かける必要があります。この点が不便といえば不便でしょうか。

寒さに耐えられる?

最近はほとんど毎日氷点下の軽井沢。早朝はマイナス10度以下になることもザラです。

車載の温度計が昼間に2度とか3度になっているのを見ると「今日は暖かいな」なんて思ってしまうのは、軽井沢暮らしに慣れた証拠ですね(笑)。

とはいえ、体感としては、耐えられない寒さではないんです。

もちろん寒いんですが、澄んだ空気のせいなのか、ツンと鼻をつく冷気も心地良くて。基本的に車移動のため外を歩くこともないので、町内を移動するだけなら分厚いアウターも必要ないくらいです。

しかしながら、やはり体はかなり冷えてしまうので油断は大敵。防寒できる下着を身につけたりカイロを貼ったり対策しておかないと体調を崩すので注意してくださいね。

家の中

ただ真冬であっても家の中はとても快適に過ごせます。

最近の住宅であれば断熱性能が高いので、暖炉や薪ストーブで家全体を温めれば室温20度を保つことが可能だし、床暖房があれば足元が冷えることもありません。

年末に2日間ほど家を空けたことがあったのですが、その日に限って寒波がやってきてしまって。すべての窓を閉め切り、リビングダイニングエリアの床暖房を最弱でつけてはいたものの、家中冷え切ってしまうんじゃ……と心配していたんです。

けれど自宅に戻ってびっくり。意外にも暖かいままでした。室温計を確認したら15度と表示されていて、高気密・高断熱ってすごいんだな!と改めて感動した次第です。

ただ夏を過ごすための別荘や築年数の経った物件だとそうはいかないので、通年での定住を考えられている方は、あまり山奥でない(アップダウンの少ない)場所にある、断熱性能の高い住宅を選ばれた方が安心だとは思います。

2022年1月17日
Karuizawa Life

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