軽井沢の別荘購入を
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「軽井沢で別荘をご購入されたい」という方に向けて、軽井沢で別荘を購入するうえでの基本情報を掲載しています。
軽井沢と都心では、季節感・建物環境など異なる点がいくつもございます。
別荘の購入を検討されている方はぜひご覧いただき、ご活用ください。

軽井沢の別荘利用

~季節編~

夏の別荘利用はエアコンを使用せずとも可能ですが、冬の時期は11~4月頃までと長く、日によっては5月や10月でも、肌寒くて暖房が必要な時があります。そのため、夏の光熱費は安い一方で、冬は高くなる傾向にあります。

冬は特にご注意いただきたい点が2つあります。

1つ目は、配管の水抜き・水道栓の閉栓です。氷点下になる冬には、水道を使用しない期間は各機器(キッチンや洗面など)を繋ぐ配管の破裂等防止のため、水抜き・水道栓の閉栓が必須となります。 配管に残っている水が凍結することで破裂が生じ、もし床下など目視ができない箇所の配管が破裂しますと、修繕には床をはがすなど大事に至ります。 そのため、目視ができない箇所には不凍液の注入などによる対策が必要となり、また建物の外など目視ができる箇所は、凍結防止帯(電熱線)などでの凍結防止策をします。

2つ目は、傾斜地の路面凍結です。例年、積雪量はさほど多くなく、10~20センチの積雪がひと冬で2~3回程度あります。 また、気温が低いため雪が解けずに長期間残り、道路が木々に覆われていることにより路面の凍結が多く発生します。 そのため、雪道の運転に慣れていない方の移動はエリアによって厳しいことが想定されます。 例えば、千ヶ滝別荘地の山の手区東区のように坂道が多いエリアは、スタッドレスタイヤでも冬に車で訪れるのは厳しい環境となります。 これらのエリアの仲介物件は比較的安価な価格帯ですが、冬の利用や定住を検討されている方はこのような点にもご留意ください。

ボイラーの凍結防止帯と不凍栓

凍結防止帯のサーモセンサー

除雪の様子

~インフラ編~

軽井沢町では公共下水施設の整備が全域に行き届いていないため、エリアによっては合併浄化槽の設置が必須となります。 設置に関して軽井沢町の補助金制度も設けられていますが、浄化槽法に基づき定期的な浄化槽の保守点検及び清掃の実施、法定検査が必要となりますので、維持管理費が発生します。
また、軽井沢町には都市ガスが供給されていないため、ガスを利用する場合はプロパンガスとなります。

~建物編~

新築

軽井沢町では、伝統とすぐれた自然を保持し、明るく健康的な国際保健休養地としてのまちづくりを推進するため、「軽井沢町の自然保護対策要綱」と「軽井沢町の自然保護対策要綱取扱要領」で自然保護対策基準が定められています。 詳しくは長野県軽井沢町公式ホームページをご確認ください。

保養地域の条件例(一部、例外地域あり)
・建ぺい率20%以下、容積率20%以下
 ※敷地面積1,000m²(約300坪)の場合、建物面積200m²(約60坪)まで
・道路から5m後退、隣地から3m離す など

また、軽井沢町では7月下旬~8月末まで、静養に配慮し工事等の自粛期間が設けられており、建築工期に影響しますのでご注意ください。

▶保養地域の条件例の詳細はこちら

仲介物件

近年人気の築浅仲介物件は少し手を加えることですぐに利用が可能ですが、避暑地として有名な軽井沢では断熱性や気密性などの設備が整っていない(冬仕様ではない)築年の古い仲介物件も多くございます。 そのような建物の場合、冬に別荘を利用されるにはリフォームが必要になります。

▶仲介物件情報はこちら

軽井沢の主な規制例

軽井沢町内の別荘地の大部分は第一種低層住居専用地域に指定されています。 第一種低層住居専用地域は低層住宅に係る良好な住宅の環境を保護する地域として、建築基準法の規定により新規で保養所・宿泊施設の建築(既存建物の用途を変更する場合を含む)が原則、禁止されています。
また、住宅(別荘)を会社・団体の保養所・休憩施設・研修施設等として利用する行為も禁止されています。
詳しくは長野県佐久建設事務所からの案内をご確認ください。

住宅宿泊事業法により届出をした民泊施設については、建築基準法上は住宅扱いとなりますが、軽井沢町では、町内全域で民泊禁止(カプセルホテルその他これに類するものを含む)の方針を出しています。 また、貸別荘についても、善良なる風俗の維持と別荘文化を保全する観点から基準が設けられています。
詳しくは長野県軽井沢町公式ホームページをご確認ください。

軽井沢の主な別荘地・エリア

軽井沢には別荘地・エリアが複数存在し、別荘ライフをどのように過ごされたいかでお客さまのご希望に沿うエリアが異なります。
各エリアの特徴は下図よりご確認ください。
中でも、日本有数の大型別荘地として成長を続ける「軽井沢 千ヶ滝別荘地」は中軽井沢駅を北上した場所に位置しています。
西武グループは、浅間山を望むなだらかで広大な森林にリゾート地として優れた資質を見いだし、1910年代以降、レジャー施設を含んだ総合的な別荘開発に取り組んでまいりました。 現在も、販売・別荘管理を行っています。

▶軽井沢 千ヶ滝別荘地の詳細はこちら

千ヶ滝別荘地

浅間山の麓に開かれた、約690万㎡の広大な別荘地です。 起伏に富んだエリアでは、傾斜を利用することで見晴らしを楽しめるように工夫した別荘が多く建ち並んでいます。 緑豊かで軽井沢らしい景観が広がっており、高台ならではの湿気の少ない凜とした空気が漂っています。

旧軽井沢

軽井沢を代表する高級別荘地。明治21 年に第一号となる別荘が建てられたように、長い歴史と伝統を誇ります。 「旧軽井沢銀座商店街」に近く、魅力的なお店が多い点も人気の理由です。 苔むした優美な別荘エリアですが、一方で湿気の多い一帯で、霧に包まれることも珍しくありません。

新軽井沢

軽井沢駅に近く通勤・通学に便利で、別荘地というより居住地と呼べるエリアです。 軽井沢・プリンスショッピングプラザやスーパーといった商業施設、カフェやレストランなども充実しています。 軽井沢随一の音楽ホール「軽井沢大賀ホール」もこのエリアにあります。

南ヶ丘・南原

旧軽井沢に次ぐ別荘地として高い人気を誇ります。 平坦なエリアであり、軽井沢駅やゴルフ場・商業施設にも近く、国道からのアクセスも良好な立地となっています。

中軽井沢北

緑豊かな自然に千ヶ滝温泉等の温泉エリアが点在し、中軽井沢駅周辺は地域に密着した商業施設や病院、役場、学校などの利便施設が調和したエリアです。 軽井沢で定住をお考えの方に人気の高いエリアです。

中軽井沢南

軽井沢町の中央部に位置し、複合レジャー施設の「軽井沢タリアセン」やスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどの大型商業施設が充実した、暮らしやすい環境となっています。 美術館も複数点在し、アート好きな方には特に高く支持されています。

南軽井沢

明るくて平坦な土地が多い南軽井沢エリア。 樹々の少ないことが奏功し、開放的な印象があります。 美術館や文学館などの文化施設が点在する一方、ゴルフ、乗馬、サイクリングなどのアウトドアスポーツを楽しむことも可能です。 また、上信越自動車道「碓氷軽井沢I.C.」からのアクセスの良さも魅力です。

追分

豊かな緑や生活利便性の高さなどから、移住人気が高まっているエリアです。 他のエリアと比べると、軽井沢駅からは距離がありますが、代わりに大型商業施設の多い佐久平駅へ近いことが、移住される方に支持されるポイントです。 また、町内では比較的湿気が少ないエリアであることも特徴の一つです。

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