南房総・御宿西武グリーンタウン

「地方に定住したい」という言葉は、一昔前なら定年後を見据えた方々からよく聞かれるものでした。しかし近年、20代の若者からも「地方に定住したい」という言葉が多数聞かれるのをご存じですか？
一体なぜ、若者は地方に定住したいと考えているのでしょうか。若者だけでなく年配者が定住する理由も合わせてご紹介します。

地方に定住したい若者、その理由とは

「地方に住みたい若者の声」をインターネットで収集してみたところ、理由の多くは都会の煩わしさから開放されたいという思いにつながるようです。
座れないのは当たり前、おしくらまんじゅう状態になるのも珍しくない満員電車に辟易している人もいれば、希薄な人間関係に寂しさを感じていたり、狭くて家賃の高い家で暮らすことに嫌気が差していたりという方もいらっしゃいます。
また、最近では若者のIターン（都心から地方に転職、移住すること）を誘致するため、NPO団体や自治体がインフラ整備に動いているところも少なくありません。インターネットさえつながれば、ものや仕事に不自由しない生活を送りやすくなったことや、助けあいながら低コストで生活できる環境づくりが整っていることも、地方に定住したい若者が増えている要因になっているようです。

実際に地方に住んでいる若者の声や考え

次に、実際に地方に住んでいる若者の声や考えについてもチェックしてみましょう。実際に住んでみると、都会の利便性などを痛感し、戻ってしまう方もいらっしゃいますが、多くの方がそれ以上の価値を手に入れ、地方暮らしに満足しているようです。

地方に住むことで得られたものとして、地域の人々とのつながりや、低コストでの生活などが挙げられています。地方では、表面的なつながりや、ビジネスライクな関係ではなく、つながりあうことでお互いの生活を助けあうという、都会にはない関係を築くことができるというのが、地方に住んでいる若者から聞かれる、地方ならではのメリットの一つです。

また、仕事が少ないと言われる地方でも、自らビジネスを立ち上げ、大きなビジネスではなくスモールビジネスで生計を立てているという方も多くいらっしゃいます。ゆったりとした時間の中、人と地域に密着した暮らしができるというところが、地方暮らしの大きなメリットになっているようです。